忘年会は楽しみなのか苦しみなのか

忘年会の企画の仕方

会社の忘年会は面倒でしかありませんが、仲の良い友人同士の忘年会は楽しいものです。

大人になると、学生時代の友人、取引先でできた友人、転職前の友人、趣味の友人、習い事の友人、などあらゆる社会で友人が増えることがあります。

そして、年に何度も会っている友人同士であっても、なぜか「忘年会はやらないと」と思う人が多いようです。

スケジュール帳の12月がガラガラだと寂しいのかもしれません。

12月に入ると、特に週末は友達全員の予定も、お店の空席も抑えるのが難しくなります。

楽しい忘年会を企画する場合は11月中、それもなるべく早めに予定を立てる必要があるでしょう。

そういった際に、誰が言い出しっぺになるのかはなんとなく毎年同じような顔ぶれになる事も多いものです。

個室居酒屋で人気のアンドモワの居酒屋も12月は席を予約するのがかなり難しいようです。

最近ならグループラインなどで皆の予定を確認し、好みのお店をネットで予約する、なんていう方も多いのではないでしょうか。

会社の忘年会の幹事は若めの社員に任される場合が多い

しかし、会社の忘年会となるとそんな楽しい気持ちで過ごすわけにはいきません。

多くの場合、幹事は若めの社員に任される場合が多いでしょう。

友人との会と違い、会社によってはかなりの人数が参加するため、お店選びもより難しくなりますし、参加の可否を問うにも時間がかかります。

中には本業よりも幹事の仕事に忙殺される、という若い社員もいるかもしれません。

幹事のグループに選ばれた社員は、何度か打ち合わせを重ね、日程からお店選び、余興などについて話し合います。

最近では一斉メールで、いくつか選んだ日程やお店、コースなどをアンケート形式で選んでもらうということもあるでしょう。

こういった慎重なやり方をしても、返信が遅い人がいたり、適当な答えで送ってくる人がいたりで、これはこれでイライラすることもあるでしょう。

上司や先輩からの返信が遅い場合は催促もしにくいものです。

しかし幹事グループが一方的に何もかも決めてしまった後で、文句を言われるのも面白くありませんから、やはりアンケート形式には良いところが多いと言えるでしょう。

どんな方法をとっても「全員が満足」ということはまずないと心得ることも幹事にとっては重要かもしれません。

意見を聞いたら、まずは「絶対に出席してもらわなければならない人たち」つまりお偉いさん達のスケジュールが合う日を選び、そのうえで最も出席者が多くなる日を選ばなければなりません。

お店やメニューもどの年代にも受けるものが理想ではありますが、そうも言ってはいられない場合はやはりお偉いさんに合わせるのが無難でしょう。

鍋料理は好まれない

さて、会社の飲み会で、よく選ばれがちではありますが人気がないのは鍋料理です。

特に女性社員からは不満が出ることが多いでしょう。

鍋奉行がうるさいのも問題ですが、せっかく取り箸があるのに、いつの間にか自分の箸で鍋をかき回す人が出てくることがあるからです。

しゃぶしゃぶであればこれは避けられないことなので、少なくともしゃぶしゃぶは避けた方が良いと思います。

仲の良い友人となら良くても、会社のおじさんと同じ鍋をつつくことに抵抗を感じる女性は多いでしょう。

とはいえ、コースに鍋が組み込まれているものはこの時期多く、コスパも良いのは事実です。

またお偉いさんが鍋を好む場合もあります。

そういった場合は、鍋以外の食べ物も十分にあるコース、また順番に出てくるのではなく鍋と同時に出ている食べ物が多くあるコースが良いでしょう。

もう一点幹事が気を使わなければならないのは席順でしょう。

考えるのが面倒な場合はくじ引きにするのもいいかもしれません。

特にA氏とB氏のどちらを上座にするか迷うという場合にはくじ引きが有効な場合もあります。

やっと日程が決まり、お店も選び、メニューも決まり、余興の準備もでき、忘年会当日。

幹事はもちろん当日も大忙しです。

お店には一足先に到着し、席順の名前を並べたり、くじの準備をします。

一人は店頭に立ち、社員が迷わずに店内に入れるよう案内します。

会が始まれば、司会をし、乾杯の挨拶をいただきます。

もちろん事前に乾杯や締めの挨拶をお願いに回ることも必要です。

場合によっては途中に余興を挟むので、その手配も必要です。

お店の方とは事前に何度も相談が必要な場合もあります。

会の途中も幹事は座ることは許されません。

お酌をして回り、各テーブルの飲み物が無くなっていないか確認し、料理が時間通りに出てきているかも確認する必要があります。

こう書くと、幹事には嫌なことしかないようですが、実はそうでもないこともあります。

最近飲食店では幹事さんに向けた特別なサービスも行っていることも多く、割引券をもらえたり、ケーキや料理をもらえたりなどということもあるようです。

しかし、それ以上に重要なことは、この幹事ぶりが認められ、仕事がしやすくなるということは大いにあります。

幹事になってしまったら、落ち込むのではなくチャンスと捉えた方が一年を楽しく終えることができるのではないでしょうか。