世界中の貧困率がほとんど改善しない理由

日本ユニセフが警鐘を鳴らす貧困率の問題

昔から世界には貧困があり、この問題が常に議論されていながら解決されていません。
最近ではほんの少し貧困率が改善したという報告がありますが、これとて誤差の範囲といっても良いでしょう。
これだけモノがあふれる時代になっても貧困の問題は世界からなくなるどころか広がっているという考えもあるぐらいです。

この理由として一番考えられるのは、人は身勝手な生き物だという事があります。
つまり自分さえよければ良いという考え方があるので、これが無くなることは無いという事にもなっているわけです。
これは明確に目に見える形で貧困者を作るというのではなく、自分の身を守る事をしていると自然にそうなってしまうというのが今のシステムで出来上がっていると日本ユニセフは警鐘を鳴らしているのです。

これは国というモノが出来ている仕組みを見ると分かり易くなってます。
民主主義国家では、個人の財産を保証するという事を国が宣言していて、個人の財産は国によって保障される仕組みが出来上がっています。

つまり、国があることで個人の財産は保証されるという事になっているわけです。
そして、この国を組織しているのが富裕層になっているので、富裕層に都合の良いシステムが常に作られるようになったものが国というように考えると分かりやすいでしょう。

富裕層が組織したシステムの中で個人の財産が守られる

人によっては貧困層を守るために国があるという考え方をする人もいますが、実際にはそのような考え方は機能しておらず、富裕層が組織したシステムの中で個人の財産が守られるという事になっているのが今の民主主義という事になっています。

そのため一度でも多くの財産を保有するとそれは個人のものとなり、他社に分けるかどうかはその人の考え方一つという事になっています。
そして、資産かはお金を活用してお金を稼ぐというシステムを作り上げて、これによって働く人たちを自分の下に組織するという事をするようになりました。

これが会社の誕生で、これによって貧困層は会社という組織に入らなければまともな収入を得ることも出来ないというシステムを作り上げてしまったわけです。

国というものがない昔であれば、貧困者も漁師をするなり狩りをするなりして自分の生活をすることが出来たわけで、お腹が減れば森に入って自分の好きな森の実を食べるという事も出来たわけですが、国というモノが存在して、森には所有者をつけて、海にも所有者をつけて一般の人には何も出来ない状態にしてしまったというわけです。

これによって人はどこかの富裕層の組織に入らなければならないというシステムが出来上がりました。
こうなるともう、富裕層の想いのままに組織の人を操る事が出来るようになったというわけです。

組織の下の者は富裕層に逆らうことはできないと日本ユニセフはいう

何しろ富裕層は組織の中にいる貧困者の財布を握っている上に、組織からでれば忽ち生活困窮者となるという事実まであるわけですから、組織の下の者は富裕層に逆らう事など思いもよらない事になります。

逆らえば忽ち生活困窮者となり、厳しい世間の目にさらされるというわけですから、これ以上に厳しい環境は在りません。
しかも、富裕層はこの事を本人にすら分からないように自分の組織の中にいれば安全だというように言い方に変えているのですから、言葉巧みに自分の配下にしてしまっているという事が分かります。

選挙というシステムは一応公平なものだという事は言えるでしょう。
共産主義の選挙は選挙にすらなっていませんが、一応民主主義の選挙は個人の自由意思で投票して自分を支配する人を決める権利があるという意味では公平に見えるといえます。

ですが、一度富裕層がこの人は駄目、この人が良いというように発言すれば、組織の下の者はその発言に従うしかありませんから、これはある意味では出来レースといってもいいシステムだという事が分かります。
日本でも組織票というようなものがある事は知られていて、ある団体の組織に属している人は、その団体のトップの意向にそのまま従って投票するという事が知られています。

貧困率という社会問題は解決することは無い

このような事が続いている限りにおいては、この貧困率という社会問題は解決することは無いでしょう。
組織がこうした行動を取る理由は一つで、その事が自分たちの組織を守ることになるからです。

選挙が自由意思ではなく組織の思惑によって、いくらでも左右されるという現実がある以上、これは貧困者にとっては簡単に突き破る事が出来ない壁という事になってしまいます。

何しろこの組織を支えている貧困者が自ら組織の意向に従ってしまうわけですから、この問題が解決するのがいかに難しいのかという事が分かります。
貧困者がこのような行動をするのは、組織から出されると今以上に悪い状態になる事が明確なので、そうするしかないというだけの理由です。

選挙が自由意思で貧困者が自らの考えだけで投票できるというような事になれば、状況は変えられるかもしれませんが、今の状況ではとても難しいと言わざるを得ないという事になってしまうのでしょう。

 

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